プロポリス 肝臓 肝障害

プロポリスの効果・効能―Power of Propolis―

フラボノイドや桂皮酸誘導体から得られるプロポリスの効果・効能について。プロポリスが持つ力を試してみませんか?

プロポリスは肝臓に良くないの?肝機能障害の副作用もある?

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目安時間 約 9分

プロポリスは肝臓に良くないの?肝機能障害の副作用もある?

 

蜂由来の健康食品プロポリスには、抗菌殺菌作用や抗酸化作用などがあり、健康効果が注目されています。

 

一方、副作用を心配する人も多いかもしれません。プロポリスは肝臓に負担がかかったり、肝機能障害を起こしてしまったりすることがあるのでしょうか。

 

プロポリスと肝臓の関係について見ていきましょう。

プロポリスで肝機能障害になる?

プロポリスは健康にさまざまな効果が期待できますが、副作用の報告もあるんです。

 

少し古いのですが1995年に発表された論文の中で、プロポリスの摂取により播種性血管内凝固症候群(DIC)※、発疹、肝障害を発症した女性がいると発表しています。

 

この女性はプロポリスを摂取して一度発疹と肝機能障害を発症し入院した経歴があります。完治した後、再びプロポリスを摂取したところ、今度は発疹と肝機能障害だけでなく、DICまで発症してしまったのです。

 

この論文だけを見ると、プロポリスが肝臓や血液にもよくない働きがあるのではないかと心配されると思います。なぜこのようなことが起こったのか2度目の発症で検査した結果、プロポリスのアレルギー反応だったことが分かりました。

 

参照元:プロポリスの副作用

※DIC(播種性血管内凝固症候群)とは:

血管内に無数の血栓があり、凝固しやすくなる病気。血流が妨げられ、組織に酸素や栄養が届かなくなり生命の危機につながる。(http://www.ketsukyo.or.jp/disease/dic/dic.html

アレルギーの方は要注意!

アレルギー持ちならプロポリスは少量から

 

プロポリスは、医薬品ではありませんので厳密にいうと副作用はありません。ですが、摂取することによって体に良くない反応が出る場合もあります。肝臓に悪い影響が出る場合、アレルギーの可能性が高いです。

 

食品は何でもアレルゲンになる可能性があるのですが、プロポリスは比較的アレルゲンになりやすい食品なのです。

なぜアレルゲンになりやすいの?

プロポリスは、ミツバチが集めた樹液や花の蜜、花粉などを体内の分泌物と合成したものです。原料となる植物1つ1つがアレルゲンになる可能性があるため、食品の中でもアレルギー反応が起こりやすい部類に入ってしまいます。

 

またプロポリスは産地やメーカーによって原料になっている植物が変わります。そのため、同じ人でも摂取するプロポリスによってアレルギー反応が出る場合と出ない場合があります。スギ花粉はだめだけれど、ブタクサの花粉は大丈夫、という人がいるように、オーストラリア産プロポリスのユーカリはダメだけれど、ブラジル産のものなら大丈夫という人もいるということです。

 

プロポリスをはじめて摂取するときはもちろん、メーカーや種類を替えたときも少量ずつアレルギー反応がないかどうか確かめて摂取するようにしましょう。

アレルギー反応にはこんなものがあります。

アレルギー反応は必ずしも肝臓に出る訳ではありません。

 

  • 発疹
  • かゆみ
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 下痢 (詳しくはこちら
  • 胃痛 (詳しくはこちら
  • 頭痛 (詳しくはこちら

 

などもアレルギー反応の一種です。プロポリスを摂取して調子が悪いなと思ったら使用を中止しましょう。

 

無理して使用し続けていると、まれなケースではありますが先ほど紹介した事例のように、肝障害やDICを発症してしまうこともあります。くれぐれも注意してください。

 

プロポリスに限らず、アレルギーは心配なものですが、アレルギー反応が出ない人の方が多いということは確かです。体の症状を見ながら摂取することは大切ですが、神経質になり過ぎる必要もないと思いますよ。

アレルギーを注意したい人とは

特に

 

  • 花粉症
  • アトピー
  • 喘息
  • 植物や食べ物にアレルギーがある

 

という人は他の人よりもプロポリスでアレルギー反応が出てしまう可能性他の人よりも高いので注意が必要です。また、蜂に刺されたことがある人も、アレルギー反応が出るケースがあります。

 

とはいえ絶対に摂取してはいけないという訳ではありません。プロポリスにはアレルギーを緩和する効果も期待できますので、少量ずつ様子を見ながら摂取してみてください。心配な方は、アレルギー科や皮膚科などでアレルギー検査を受けることもできますのでお医者さんに相談し、検査結果を見てから摂取すれば安心ですね。

 

アレルギーの改善効果についてはこちらの記事をご覧ください:

プロポリスはアレルギーの改善にも効果があるの?

肝臓病の予防になる効果も!

プロポリスで肝臓病を予防する

 

プロポリスは、アレルギー反応で肝機能障害が起こる可能性がりますが、プロポリス自体が肝臓に悪いものというわけではありません。肝臓に良い働きもあるんです。

活性酸素を除去して肝臓を守る

プロポリスの主成分は、アルテピリンC、p-クマル酸、バッカリンなどの桂皮酸誘導体やフラボノイドです。桂皮酸誘導体やポリフェノールには抗酸化作用があることがさまざまな研究で分かっています。(参照:http://bee-lab.jp/megumi/propolis/ingredient.html

 

肝臓は血液の成分を集め、代謝や解毒などの働きをする臓器です。ですから生命維持に重要な役割をしているのですが、血中の酸素を大量に消費するため、活性酸素が発生しやすい場所です。

 

活性酸素を除去する力は年齢とともに衰えてしまいますので、プロポリスのような抗酸化作用のある食品を摂取することは、肝臓、そして全身の老化防止にも役立ちます。

 

参考:サントリー - 肝臓の酸化が全身の老化に直結!

脂肪肝予防の可能性も

2013年に行われた日本肝臓学会西部会の中で、山田養蜂場はプロポリスに脂肪肝や非アルコール性脂肪性肝炎の予防効果があるとい研究結果を発表しました。

 

肝臓の脂肪化、炎症、線維化のあるNASH病態に8週間プロポリスを与えたところ、肝臓の組織障害を調べるために使用されるALTの上昇が抑えられるという結果が出たのです。また、肝臓の小脂肪滴も減少し、脂質代謝に関する遺伝子の正常化、脂肪酸の合成抑制や、脂肪酸含有量の減少がみられ、プロポリスによって肝臓の脂肪化が抑制されるという結果になりました。

 

参照元:みつばち健康科学研究所

 

まだ研究段階ではありますが、脂肪化けや線維化から肝臓を守り、脂肪肝の予防につながるのではないかと期待されています。

まとめ

プロポリスには肝臓に悪い成分などが含まれているということではありませんが、アレルギー反応が肝臓に出て肝機能障害を起こしてしまうケースもあります。非常にまれなケースではありますが、アレルギー反応が出たらプロポリスの使用を中止して、悪化させないように注意しましょう。

 

プロポリスをはじめて摂取する時や、種類を替えたときは少量から様子を見て摂取してください。とくに、アレルギーやぜんそくなどを持っている人は注意してください。

 

プロポリスには、肝臓を守る抗酸化作用があり、また脂肪肝の予防効果も期待できます。決して肝臓に悪いものではありませんので安心してくださいね。

 

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